ドイツでFONICのプリペイドSIMを使って光ポータブルを試してみた

ドイツで光ポータブルを使って、FONICのプリペイドSIMを使ってみました。

ソフトバンクやdocomoの海外パケット定額は2000〜3000円/dayとお高め、MIFIも980円/day〜ともう一声という風に感じていたため、現地でプリペイドSIMを購入してみることに。

事前にtwitterやブログなどで先人達の情報を仕入れて臨みました。
参考URLはこちら

余談ですが、ドイツは思った以上に英語が通じませんでした。
更にSIMやらAPN周りの専門用語を分かっている人が必要なので、なかなか大変です。

必要なもの

  • 光ポータブル(SIMフリー版)
  • SMSが使えるSIMフリー携帯
  • インターネット回線
  • iPhoneやiPadなど使いたいWifi機器

1.プリペイドSIMを購入する

今回選んだSaturnですが、なかなか曲者でした。
事前情報では「O2やVodafoneはアクティベーションとチャージにはドイツ語必須なので、公式店舗で購入してアクティベーションとチャージをやってもらうように」とあったのですが、その事実に気付いたのは、購入後でした。
APNについての情報は事前に気にしていたのですが、アクティベーションとチャージには意識が回っていませんでした。

「データ定額で3G使えるプリペイドSIMはないか?SMS使える携帯ないから、他の手段でアクティベーションできるものが良い」と聞いたところ、オススメされたのがFONICのプリペイドSIM。
9ユーロで10ユーロ分のチャージが含まれており、定額もtagflatという日単位の定額で2.5ユーロ/day, 一ヶ月25ユーロ/monthとお得です。回線はO2のMVNOということで、APNを聞いてみたところ、O2のものでいけることが分かりました。
肝心のアクティベーションも、「インターネットでできるよ!」と言うので、信じて購入しました。途中でt-Mobileの方がアクティベーションの不安がないという記憶を思い出し、店員に在庫はないか?と聞いてみたら、「在庫切れだ」ということ。ここで諦めてしまいました。(これが全ての敗因!ドイツは諦めたらそこで試合終了です)

2.アクティベーション、チャージ

電話かインターネット(FONICのサイト)でチャージということでしたが、電話は恐らくドイツ語。そんなん無理だ!と思い、滞在先でPCをお借りしてWebでのアクティベーションを試みました。
でも、全部ドイツ語!英語がひとかけらもなく、心が折れそうでした。

英語の解説サイトを調べ当てて、参考にFONICのユーザー登録とアクティベーションしました。
チャージもWebで行いました。
最初、FONICのサイトのユーザー登録とアクティベーションが同義だと思い、チャージ出来ずにかなりハマりました。

ここまで、SMSレスで行けました。

3.データ定額オプション(tages-flat)の設定

結論から言うと、これは完了しませんでした。

やり方は、FONIC(あるいはO2)のSIMが使える携帯電話からSMSで、

START TAGESFLAT

と送れば良いそうです。
良いそうです、というのは、お借りしていたSAMSUNGの携帯電話では全て大文字で入力する方法がわからず(!)、諦めて最初の一文字だけ大文字でやったのですが、無理でした。

ちなみに、USBスティックタイプの通信モジュールだと、デフォルトでtages-flatになっているようです。これも後から知りました。

従量課金であっという間にチャージが尽きてしまいました。

通信の繋がりやすさ

O2は都市部に強いという話は聞いていましたが、郊外の滞在先ではちょっとつらかったです。夜間にシャッターが降りると、ほとんど通信できなかったです。それでも従量制ではチャージが削れていくんですよね…。

まとめと教訓

  • SMS使えるSIMフリー携帯必須。
  • 契約はキャリア公式店舗で最後まで面倒みてもらうこと。
  • コストが多少かかっても良いなら、Mifiレンタルの方が楽(\1280/day)
  • 英語でやり取り出来るのは すごい楽 。英語勉強するの大事!
Aki Ariga
Aki Ariga
Principal Software Engineer

Interested in Machine Learning, ML Ops, and Data driven business. If you like my blog post, I’m glad if you can buy me a tea 😉

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